初代ボートNobT号
このHP開設後すぐに2〜3の方からホープ365SUに関する質問がありました。
ボートは安くない買い物ですが、手軽に体験乗船できずに情報不足のままの購入では不安だと思います。
問い合わせのあった内容について記載し、これからボート購入をお考えの方に少しでも参考になればとこの頁をつくりました。
 購入経費等
  • 購入店は、ボートショップタテツジ
  • 購入理由は、一人でカートップできる大きな船
  • 購入のきっかけは、店員の下野さんが大変懇切丁寧に説明してくれたから。
  • 注文日は、平成11年12月11日。
  • 手付金 \20,000円
  • 納品日は、平成11年12月29日
  • 船体経費:¥336,000円
    • H−365SU、ヤマハ8CH(S)、ライフジャケット(3名分)、法定備品、アンカー&ロープ、検査代行料、消費税
  • ボート予備検査料:¥13,100円
  • ボート送料:16,000円
  • オプション経費:¥23,520円
    • 【内訳】
    • 両色灯・・・・・・・¥5,900円
      白色灯・・・・・・・¥4,600円
    • レーダーリフレクター・・¥9,800円
    • クラッチ・・・・・・・¥2,100円
    • 消費税
【使った感想】                       
ホープ365SUはカタログ重量64kgですが、艤装品を入れると70kg程度になっています。人力で、かつ、私が一人でカートップする限界の重さかと。
  • 全長は3.65mです。この長さはカートップする時にプラスに働きます。 
    バウをキャリアに掛け、後ろを持ち上げますが、押し込む時の角度が緩やかになりますので押上力が小さくてすみます。 以前の手漕ぎボートは2.5m−20Kgでしたが、これよりは楽です。
  • このボートは幅が広いのが取り柄で、安定性は申し分ありません。 離着岸時にボート上で立っても不安は感じません。
  • また、走行性は良いと思います。 凪の時、一人乗船で30km/hの速度がでます(GPS観測値)が、操船上、特に不安は感じません。 しかし、底部構造がトリハルとなっているため、ややもすると片側に波抵抗がかかり、所謂ハンドルが取られるような感じになることもありますので、高速走行時は注意が必要です。
  • エンジンとの組み合わせは、文句なく最高8馬力セットをお勧めします。
    私の場合、ヤマハ8馬力セットを購入ましたが、一人乗りでは文句がありません。
    二人乗船時はやや物足りないものがあります。
    谷川で会ったひとは、365SUに9.9馬力をセットしていました。(出力調整が必要とのことでした)
  • 不満な点は部材厚を押さえてあり、華奢なところです。
    底部をこすったりしないよう細心の注意が必要です。 また、陸上部で上に載ると破損の恐れがあります。  私としては、重量との関係もありますが、次は少し頑丈な船にしたいと思います。
  • もう一つの不満点は、他船の引き波等が来たときに、ショートトランサム仕様となっている後部から水が入 ってくることがある点です。 私の場合は、波除け板を工夫し大部分を防いでいますが、エンジン部分は 防ぎようがなく、浸入水は電動のビルジポンプで排水しています。
    ロングトランサム仕様を選択できるようにして欲しいところです。
  • 一人で動かすのは、HPに書いてあるような様々な工夫により、特に困ったことはありませんが、やはりスロープがないと無理でしょう。 凹凸のあるところなどは、一人では困難です。 また、陸揚げ時は軽四一台の大きさですので保管に工夫が必要になります。
  • 以上、思い付くままに長所短所を並べましたが、総合評価はホープ365SUを選んで良かったと思っています。          ^