電装関係(シングルバッテリーシステム時)
スタンストアで、ガソリンタンクの横に据えられていたバッテリーをキャビン内に移しました。 シングルバッテリーシステムとするつもりなので、使用頻度が不明な自動車用のバッテリーは、新品の船舶用バッテリー(パナソニック85D31R)に交換しました。 マルチターミナルを使用し、電通率の向上と緩み防止対策をしています。 以前は無かったバッテリースイッチもキャビンの中に設け、スタンストアとキャビン間を新品の22sqケーブルで繋ぎました。 電装品は前記夜間航行灯、室内灯、AM・FMラジオ、電動リール用電源取出口で、既設のブレーカースイッチを介して配線しました。 CL7用電源は当初主機のキーから取っていましたが、起動時に不具合が発見され、バッテリー直結型に変更しました。 電装品が少ないので補充電用にBL103(4w)の小さなソーラーパネルを付けました。
           
 
再配線 (2020.7.31)
 Steadycastヘディングセンサーの追加装備に伴い、NMEA2000の電源ターミナルが増えたので、再配線をしました。 プラス側に4極バスバー、マイナス側にインシュレーテッドスタッド(1W/4T)を追加し、バッテリーのマルチターミナル(3極)と合わせて、ターミナルを1回線として重なりを失くすようにしました。 配線状況は以下のとおりです。 CL7の消費電力は10v時で24wですので、周辺機器の消費電力を合わせると1回の釣行で約5Ap/h×7時間=35Ap使いますので、主機を完全に止めて釣りをすると再起動が少し心配ですけれども、完全にエンジンを止めることもないので様子を見ながらシングルバッテリーシステムの是非を見極めることにします。(11/2の記事のとおり、エンジンを停止しての使用時のバッテリー容量への懸念と暗電流の対処への懸念は払拭されたこと。及び、エンジン起動時の電圧変化がCL7に及ぼす影響への対応も解決したので、シングルバッテリーで十分に機能すると思います)
               写真は
 
配線計画の整理(2020.11.2)
CL7の起動時の不具合を解消する為、マリンショップで当初に配線したCL7の電源配線がComand Link Plus & Helm Masterのパスネットワークコネクター部に接続されていたものをバッテリーに繋ぐ回路に変更したのを機会に配線計画を整理したのが下記の図です。 インストールガイドではバッテリーに直結するようになっていますが、中間にスイッチを入れました。 これはエンジン起動時に発生する電圧変動により、機器に障害が発生するのを避けるためです。 その他に2回起動の問題回避や暗電流のカット等一石三鳥の効果が期待できます。
写真右は、電源回路に流れる電流を計測した結果です。 エンジンを停止した状態でのCL7の稼働時電流と暗電流を確認して、それぞれの懸念が払拭できました。。 
       
 
釣楽リモコン回路の追加(2021.10.14)
上記配線回路に釣行リモコン回路を追加しました。 2021.11.18にパイロットランプへの配線を修正しました。 図は修正済みのものです。