フロントジャッキ再配置案 
 
けん引ロープを使う場合、台車とけん引車両を切り離したり、再結合させたりする場合にはフロントジャッキが必須ですが
現状は、ノーズ桁に設置した状況では、ジャッキ本体の長さが平らな場所でギリギリの高さです。 今回の様に脱輪した状況では高さが
足りず、立てて固定することができません。 一旦ノーズ端を地面に落としてしまうと、引き上げるのに100kg近くの力が要りますし、離
 れた個所にあるジャッキのセットは、一人ではきません。
 
 そこで、ジャッキの固定位置を高くする改良が必要なことが、今回の水没事故の反省点として出てきました。
 
 既存の高い取り付け位置として、考えられるのは
     ・ウインチ柱⇔足場とハンドルが干渉するので設置できない。
     ・バウストップ柱⇔ジャッキ本体と台車のフレームの斜桁が干渉するので設置できない。
 
   ジャッキ取り付け用の柱をノーズ桁の上に新しく設置し、ジャッキの回転軸を高い位置にすることにしました。
               柱・・・・・H鋼(100×100×6×8) 長さ200mm
 
 ベースプレート・・・平鋼(t=5mm w=100mm) 長さ100mm

 ベースプレートと柱は溶接。 
 ベースプレートとノーズ桁はφ8mmのボルト4本で結合