ストッパー案: 主桁の下にチャンネル鋼(100×50×5×7.5)と檜(90×90)及び硬質ゴム(t=5mm)で構成
 
 ・ストッパー下部と車輪最下端の高さ=車輪の半径285mm+主桁から車軸までの距離70mm-ストッパーの高さ195mm=160mm>150mm  OK
 ・けん引力の算定

 X’=.√(2852 -1252
   =.√65600
   =256.1

 スロープ勾配(1/10)による増加量
 X−X’=125×1/10
     =12.5       (1/6勾配時は21)

 X=256.1+12.5
  ≒269

 Y=.√(1252+12.52
  ≒126           (1/6勾配時は127)

 500kgの台車を引き上げるのに必要なけん引力
  台車の重さ 500kg:T=126:269
  T=(500×269)/126
   =1067kg  < 車のけん引力=車重1500kg×摩擦係数0.8=1200kg OK

 けん引索(2t用)を使うとすると 安全率は 2000÷1067=1.87 
 
側面図
   
          断面図7
ストッパーの構成

  ストッパー上段 チャンネル鋼 幅50mm 高さ100mm 長さ200mm

  ストッパー中段 檜角材     幅90mm 高さ90mm 長さ200mm 
                      前側 50mmは60度にカット

  ストッパー下段 硬質ゴム   幅100mm 厚さ 5mm 
                     長さ150mm+112mm

  主桁とストッパー上段、ストッパー上段と中段は各々φ8mmのボルト結合
  ボルトは各2本使用

  ストッパー中段と下段はビス結合。