出港前のNobXです。
NobX号船上にて
大谷マリンで制作した新調の台車です。
船体が高くなったのでステップを付けました。
また、上架しやすいようにガイドもつけています。
台車との接続は、船が重くなったのでヒッチポールをやめて、ピン結合にしました。
ジャッキを付けて高さ調整した後、車の後部を接触させると、後は横方向に動かすだけでピンが落ち込むように接続プレートの幅、ピンの位置、先端加工を工夫しました。 
急ハンドルでも車体にぶつからないような工夫もしています。
進水時の様子です。 船体が重くなり、後輪を水際ぎりぎりまでさげますと、海草でスリップして車毎海に引き込まれることがありますので、スリップしそうな時は、牽引索を使います。

0.8tの玉掛用索

進水時のエンジンは主機2st40馬力、補機2st6馬力です。タイバーで連結し、ハンドルで連動します。
ギャとアクセル操作は独立しており、前が主機用、後ろが補機用となっています。
 2011年7月 主エンジンにクランク軸関係と思われる故障が発生し、4ST60馬力に換装しました。
同時期に補機も腐蝕が原因の故障が発生しましたが、こちらは自力で修理しました。
主機を換装したことにより、速度は30ノットに達する快速艇へと生まれ変わりました。 ただし、27ノットの速度制限がで付いています。
また、プロペラのピッチを12インチに落としたので、力強い加速力が得られるようになって、急潮流の場所での釣りも安心してできるようになりました。
 
 
2011年12月 補助エンジンを4sセルモーター付きの8馬力に換装しました。 これにより、直接的な推進機力の改善のみならず、燃料システムの簡素化やバッテリー上がりへの安全性、さらには釣りをしているときの静粛性等が飛躍的に改善されました。
     
     
右舷後部の電源室の様子です。
ツインバッテリーシステム、ビルジポンプ、電動リール用電源スイッチを整備しました。
後に、船体の傾き調整のため、第2バッテリーを船室左舷に移しました。
 主エンジンの換装による重量増加に対応するため、バッテリーを船室内に移動させました。 あわせてメインスイッチを船室内に移しましたので、このバッテリー室は、ビルジポンプ関係の機器と電動リールのスイッチだけが残り、現在は物入れになっています。
また、写真(左)のメインスイッチの左の扉をあけると、写真(中)のようになっています。
船室内の配線やヒューズボックス関係も新しく作り直しました。
 
         
主機用に大型の45Lガソリンタンクを付けました。初航海でキャブに塵が詰まるトラブルがあったので、ストレーナも新設しました。
補機は混合ガソリンですので、別途12Lタンクを乗せています。

 2011年12月の補助エンジンの4stへの換装に伴い、12Lタンクを降ろすとともに大型タンク1基から主機と補機へ給油する2ライン給油システムへと改良しました。 この改良により補機の給油もストレーナー経由となり安全性が向上しました。    
     
     

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2008.2 谷川港前で