「NobY号の航跡」のはじまり
 NobXは操船性が非常によく、かつ、最新型の4st60psエンジンとのマッチングがよい快速艇であるがゆえに走行時のピッチングが大きく、また、止まって釣りをしているときは丸底なのでよく横揺れがありました。腰を痛めている身にとっては少しつらい船でした。 

で 船を大きくしようと考えていたところ23feetの船が売りに出ていたので乗り換えを検討しましたが、大きすぎて、牽引車両や船置き場の問題があり、一時は断念。 

しかし、時あたかも仕事の上で少し不愉快なことがあって溜まったストレス解消と働く意欲の継続のためという勝手な理屈をたて、やはり大きな船に乗り換えることにしました。

まず、車を4輪駆動に変えることが課題でしたが、意外と簡単に課題解消。 

で、船探しに入りますが、やはり新艇は予算的に無理があり、中古艇の21feetとすることにしました。

前面にシールドがあり、かつ、変えたばかりのNobX号で使っているエンジンを活用することを前提とすると、船型は、YAMAHA UF−21CUDDY/HTしかないことがわかりました。

大谷マリンさんに頼んで探してもらい2014年7月の終わりに契約をする運びとなりましたが、夏休みに孫と釣りに行く約束をしていましたのでこれが終わってからの艤装となります。 

1か月以上の工事が終わり、9月13日に大谷さんのお祝いを受けながら進水させましたが、予想していたとおり、エンジンの力が弱く、回転数が上がりません。

で、大谷マリンさんの助言により、プロペラのピッチを11インチに変更することで、良好な加速力が得られるようになりました。

速度は23ノットどまりですが、予想通りピッチングや横揺れが小さくなり、老体にやさしい鈍ガメ艇が仕上がりました。 

これから、波しぶきを巻き込む等走らせて初めてわかる問題点が出てきましたので、一つずつ改修していくことになります。



「NobY号の航跡」のその後
NobY号を走らせながら色々な艤装をしてきましたが、NobXからの新たな変更点は、無線機の設置、自動操船できるI−Pilotの設置、横揺れを抑えるサイドスポンソンの設置、並びに主機を90馬力に換装し快速艇に姿を変えたこと等です。 詳しくは「マイボートNobY号」をご覧ください。


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