「NobZ号の航跡」のはじまり
 

 2019年の初めに前立腺癌の疑いが発見され、種々の検査を行い、6月になって手術治療を決意。 ロボット手術ができる病院に転院しましたが、手術まで3か月間順番待ち。 その間癌の進行を抑える薬物治療することになりました。 ところが手術が間近になって、手術のための諸検査を行ったところ、ヘモグロビンA1Cの値が9.6もあり、麻酔できないのでこの値を下げる治療が先となって、癌手術は先送りとなりました。 元々糖尿病の薬を飲んでいたのですが、癌が判明してからの酒量が増えたのと癌の進行を抑える為のリュープリンによる内分泌療法の副作用で糖尿病を悪化させたようです。で、こちらも主治医を癌治療の病院の糖尿病専門医に変更、癌手術の3週間前に糖尿病治療のための入院となってしまいました。
2回の手術期間の間、家内を老健施設に入所させるなどの手続き等のために心身が弱くなり、子供のところに転がり込むつもりで、周りのものを整理することにして、NobY号を売却、すべての釣り道具もオークションに出品するなどしました。 このころが最悪の体調でヘルペスが発症したり、糖尿病治療のために入院した初日に心臓に異常が見つかり、カテーテル手術で心筋梗塞が見つかり、糖尿病どころでなくなってしまいましたが、何とか1週間の入院で、癌の手術ができる体調になりました。 で、やっと12月に癌の手術が終わり何とか正月を自宅で迎えることができました。 癌手術時に採取していた細胞検査の結果も隣接するリンパ腺への転移がないことがわかり、癌の脅威から解放されたのが年もあけた2020年1月末。 心筋梗塞の方も再度の入院検査の結果、たいしたことがないことが判明し、投薬治療も終わりました。
後は尿漏れ対応ですが、こちらは命に別条ないので時間はかかりますが良くなることはわかっています。 このように、体の具合が良くなると釣りの虫がうずき出し、車の整備をして、ついにはNobZ号を買ってしまいました。
当初は、安い襤褸船のまま乗るつもりだったのですが、整備に入ると安全性の確保や今までの船の装備との比較等が念頭に浮かびついつい手を出してしまいます。 経費を抑えるために、自作できるものは自分でやったつもりですが、結果は、高価な買い物になってしまいました。
詳しくは「マイボートNobZ号」をご覧ください。


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