Nobsan仕掛け(新作チョクリサビキ)
       
 従来 Nobsanのチョクリサビキは荷造り紐のグリーンとラメ入り糸を付けたものでしたが、約1ヶ月前に釣れなくて帰港したときにとある漁師さんから @白色とグリーンの交互にした方がよいこと。 A白色はカットハゲ皮が売りにでており、経済的で効果が高いこと。 B枝素は約30cmと長めがよいこと。 の3点についてアドバイスを受けました。   
 早速実行したところ、この白針には、落下途中での飛びつきが多いように思います。 食いがたてば、グリーンのみでも入れ食いとなりますが、白針は誘いの効果が大きいように思いました。その結果が2010年6月6日の釣果となったように思います。
で、情報を独り占めするのも如何なものかと思いますので、材料と作り方を公開しますので、皆さん試してみてください。    
   
使用する材料と道具 
左下のカットハゲ皮が効果絶大の代物です。その左にあるのが、サバ皮ロングシラスケイムラという名のついたサバ皮です。 購入の時、横にあって店主のお勧めで買いました。この効果は確認出来ていませんが面白そうなので混ぜてみました。 その下のグリーンは従来の荷造り紐グリーンをカットしたものです。 
 
 
 最新のチョクリ針の作り方
工程 @針にエダスを結びスタンドに取り付け⇒工程Aラメ入りの糸5本程度を糸で巻く⇒工程Bその上からカットハゲ皮を被せ⇒工程C更に糸を隙間なく巻き、最後を8の字で止め、糸をカット。 ラメ糸は針先からハゲ皮の先までの倍の長さでカット⇒工程D赤のマニキュアを塗って完成
 
釣り針は針先の鋭い新アジ胴打ち(金)12号を好んで使います。 この針は11号までと違い針先が非常に鋭く出来ているからです。 また、カットハゲ皮はL サイズと一回り大きなものを使っているのは良く水流にのるだろうとの考えによります。 従って、仕掛け針全体は非常に大きく感じられると思いますが、これで結果が出ていますのでお試し下さい。 この他にグレ針の7号も使うことがありますが針ハズレが気になるところです。 魚の活性が高いときは大差無いように思いますが・・・
 
 幹糸への枝素の取り付け
幹糸と枝素の結合は、クルクルビーズを使います。 エダス間隔は矢引、枝素の長さは30cmです。枝素の本数は7本でグリーンから始まり、白を交互に入れます。 幹糸の全体長は2尋です。 これは、私が通常使用する竿が2.7mであり、どの針に掛かっても、竿の操作だけで直接タモで掬えるように工夫しているためです。 従って、これより長い竿を使う場合は枝素の本数を多くし、仕掛け全体長を竿長+50cmに調整しています。 また、全ての糸結びは8の字結びで結合部の強度を確保しています。 強く絞めるときは水等で湿らせてからテンションを加えますと強度が増します。