艤 装 の 航 跡
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バウストア バウストアが小さかったので天版を張り(茶色の部分)ゴムネットをつけて、浮き輪、救命胴衣2着、パラシュートアンカー、予備燃料タンク等を収納しています。 船内には釣り用具以外は置かず、狭い船内を広く使う工夫をしています。
天版は10mm厚の合板で作成。前部波よけ版が蝶ネジ2本でセットできます。 
また、マスト灯の支点にもなっています。
ゴムネットは、自動車の荷物ネットを改造、船底に貼り付けた木片に両端でフックして止めます。多少はみ出してもOKですので重宝しています。
航海灯 Nob1号は夜間航行できる登録条件となっていますので、マスト灯(白色)とバウライト(両色灯)を設置する必要があります。二つのライト間隔は法で定められた1m以上としています。
マストはステンレスの物干し竿(伸縮可)、灯具との接続部分はイレクターパイプの部品で作成しています。 電線はパイプの中を通し、中間部分に2Apの電源ヒューズをいれています。ヒューズはプラスティックケースに入れて防水処理をしています。
電源は電動リールのバッテリーと兼用です。
マスト上部に見える円筒状のものはレーダーレフレクターです。 また、マスト旗も取り付けます。
カートップしますので、マストは基部の取り付けネジにより取り外せるようになっています。取り外した時の長さは、車のトランクに入るよう縮めて1.5mとなっています。
底板 Nob1号はトリマランハル構造で底部に凹凸があります。
これをできるだけ平らにして乗船時に動きやすくするため、合板で底板を張りました。結果的には、浸入水が板の下にたまり、乗せてあるものが濡れるのを防止する効果もあります。
なお、底板は置いてあるだけで固定していません。
スターンストア Nob1号は、5気室の不沈構造になっています。後部に平行した2気室があり、この空間に衣装ケースを置き、スターンストアとして使っています。
燃料タンクもここに置いています。
操縦席 標準でついている座板に、イレクターパイプの部品を活用して、耕耘機の椅子をつけました。
椅子はワンタッチで外すことができるようにしてあります。
椅子があると乗船していても安定感があり疲れません。

Nob1号は1人乗船で約30km/Hで滑走しますが、椅子があると不安感はありません。
生け簀 Nob1号の標準のいけす蓋は、被せるだけのものです。
これですと生け簀の底栓を開けたまま滑走すると噴水状に蓋を持ち上げて水が浸入します。
L型アルミと蝶番、ノッチで蓋を締め付けるよう改造しました。噴水浸入はなくなりました。
竿受け 後部(左右舷2基設置)はボートショップタテツジで購入しましたが、前部(左右舷2基設置)は木片を接着し、釣具屋さんで売っている締め付け形式のものを取り付けられるようにしました。
竿立ては塩ビ管を加工しました。
前部波除 大型船の引き波等が来たときに前部から波を被りますので作成しました。
真ん中に蝶番を入れ、折り畳める構造となっています。 L型金具を脚として、前部ストアの天板に蝶ネジで留めます。
後部波除 Nob1号の全高は59cmですが、軽量のSトランサムエンジンを使用するため、トランサムは低くなっています。
よって、流し釣り中に船の引き波等が来たときに、波を被りますので作成しました。 また、スパンカの支柱の支えにもなっています。
船体には、蝶ネジ3本で脱着します。 
収納時に嵩張らないようサイド板は蝶番で折り畳みます。
 
後部ドーリー

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一人で釣行するためには、不可欠の用具です。港のスロープから進水するとき(後進)と陸揚げするとき(前進)に使用します。
陸揚げ時、フル装備の状態でも4本のゴム紐だけでの固定で支障なく機能します。
なお、ゴム紐はオールのクラッチ穴とカートップ用ドーリーの車軸にワンタッチでフックします。
当初跳ね上げ式のものを作成しましたが、トランサム部分を補強しなかったため船体を痛めてしまいました。トリマランハル構造の凹凸にうまく合わせて現在の構造となりました。 
骨組みはイレクターパイプで作成し、船底が傷つかないように水道管保護用のウレタンを被せています。
タイヤは大口径のものと小口径の2種類を使い分け。 コンクリートスロープで凹凸のないところは小口径を、凹凸のある場所では大口径を使います。
5月18日組み立てタイプの主ドーリーを作成しました。旧タイプは固定式ですのでかさばり、乗用車の後部席を占領している状態でしたが、新タイプですとトランクに収まります。
前部ドーリー 釣行時には使いませんが、陸上での取り扱いに便利なように作りました。
カートップ用ドーリー 裏返しにカートップしますので作りました。 (固定です。)
滑走時に車輪が波を叩き、飛沫が船内に入りますので、遠出をする時は車輪を外します。

車輪は旧式の乳母車のものでプラスティク製のものを加工しました。
後部ビルジポンプ 一重底なので船内に入った水を自動排水できませんので作りました。 100v電源用の風呂水ポンプの変圧器部分を撤去し、12Vの単車用バッテリーで動かします。浸水しても、バッテリーがショートしないように収納ケースを工夫しました。 また、内部スイッチと外部スイッチをつけているのは、収納移動時に車のトランク内で誤動作し、バッテリー切れやポンプの故障を防ぐためです。
現在のものは2代目ですが750円の安さです。 スイッチひとつで十二分の働きをしてくれる優れものです。
前部ビルジポンプ 陸揚げ時、船内に水がありますと以外と重いものです。
Nob1号は中央部にある生け簀と空気室で前後が隔離されており、後部ビルジポンプでは排水できません。前部にはそんなに水は入りませんので、必要な時に使えるようハンディータイプのビルジポンプを作りました。
素材はポリタンクの水くみポンプです。ホームセンターで1200円で買いました。単一電池2個で動きますので排水能力は小さいですが、十分機能します。
特に、陸揚げ前の生け簀の排水に重宝しています。
パドル&フック 浜辺で拾った壊れたゴムボートのパドルとステンレス物干し竿(伸縮可)とJボルトで作りました。
材料費1000円位ですが、離着岸時の必需品です。
航走中は、バウストアを作った時の荷物ゴムネットのフック(プラスティク製)を使って固定装置を作りました。船体壁に沿って固定してありますので邪魔になりません。
収納時の長さは車のトランクに入る1.5m以内なのは申すまでもありません。
航海キット 魚探とGPSとその電源である単車用バッテリーに飛沫のかからないように調味料ケースにまとめました。 
調味料ケースの活用はミニボート釣りの先輩のHPから頂戴しました。さらにバッテリー、変圧器、ヒューズを密閉タッパーに入れて、浸水時のショート防止処理をしています。
GPSの電源は4〜5Vですが、車載シガレット電源端末変圧器を購入し、12V電源の魚探と電源を共用しています。 使用中のバッテリーは4Ap用ですが、一日中釣りをしますと容量の限界まで使い切りますので帰るとすぐに充電します。
当初は、電動リール、ビルジポンプ、魚探、GPS、マスト灯共用として、車の30Apバッテリーを使用していましたが、モーター類が回ると魚探にノイズが入るのと、バッテリーが重いので現在の形にしました。 
GPSの固定ホルダーは携帯電話の車載用をオートバックスで購入し、転用しています。
魚探の振動子は、生け簀の内側に設置したL型金具に締め付けネジで脱着します。
 
スパンカ ミニボート釣りの先輩のHPを見て、作ってみました。
材料は、ブルーシート、伸縮用金属棒等です。 もちろん仕舞い寸法は1.5m以内です。
後部波よけを貫通、底板に設けたイレクターパイプの部品で支柱をたてます。 
後部波よけを固定するネジのうち最前部を♀型のネジとしこれにステーロープを張っています。
効果ですが、風上に船がたちますが使い方に完熟していないため、一定の位置に留まるところまで至っておりません。そのうち・・・。
パラシュートアンカー これもミニボート釣りの先輩のHPをみて作ってみました。
材料は、スパンカを作ったブルーシートの残りです。
風と潮の方向を合わせるのに便利です。これを入れると魚信が明確にでます。
しかし、周りに船がいると危険ですので使えませんし、ペラにロープを巻き込んだり、ブイに引っかけたりしないよう注意が必要です。 (各々1回やりました。)
ンジン架台 前の手漕ぎボートのカートップに使っていたキャリァーの材料(穴あきL型アングル)で作りました。 足の後部に小さなキャリーを付け、移動を楽にしています
この状態で、釣行後塩抜き運転をしています。
エンジンの艤装 ミニボート釣りの先輩のHPで、ギヤレバーを延長して手元で操作できるように工夫しておられるの発見、作ってみました。
スパンカをたてると、頻繁にギヤ操作するので大変重宝しています。
また、チルトピンはステンのボルトナットに交換しました。 一度海上でロストしたことがあって戻るのに苦労したので変えました。 トリム調整が完了していれば問題なしかと。
陸置き保管補助具 ホープ365SUを選んだ理由は、一人でカートップできることと海上で安定するために出来るだけ大きい船であることという矛盾した条件を満足したからです。
分割ボートは乗用車のトランクに積載できないこと及び分割しても1ピース20Kg近くあり、カートップするのに力を要すると考えたからです。
挺長が長くなって、前のボート(2.5m、20Kg)よりも簡単にカートップできます。(てこの原理)
3.65m、64kgの船は、海上では小さくても、陸上では車と同じ大きさで、一人では取り回しが大変なので L型の木枠を作りました。 L型の2面に各々キャリーが6個ついており、そのまま楽に移動でき、大変に実用的であると自己満足しています。 材料は2×4の木材です。
 
キャリァー 用車に横からカートップし、上で回転させて固定します。 このため、4方をイレクターパイプで繋ぎ、積み込み時に滑らす横側部材には塩ビパイプを被せてローラーの代わりとしました。 キャリァー本体とはU字ボルトで結束しています。
ボートバウの波除け突起が前側パイプの内側にかかるよう寸法をセットし、ブレーキング時の飛び出しを防止しています。
見掛けは悪いけれど機能的には優れものです。

03.7.31 詳細構造図 をUPしました。
カートップ用品 ボートの固定は、2本のベルトで行います。
また、カートップしたボートの揺れを押さえ安定させるために前部と後部の牽引フックにロープをかけて固定しています。高速道路を走っても全く不安はありません。
日よけ傘取り付け具 夏場の日よけにビーチパラソルを使っています。そのためのパラソル軸の差し込み穴をイレクターパイプ部品で作ってあります。 
パラソルを開いたまま航走してもなんら問題ありません。
飲物置き 車載用のものがありましたので付けてみました。 結構重宝してます。
ティラーホルダー
02/5/19
エクセルさんのHPでティラーホルダーを作っているのを見せてもらって作ってみました。
位置調整機能を備えたホルダーキャップの加工は難しそうでしたが、VP管のエア抜きキャップの雄ネジ部に穴をあけるだけで、同機能を持たすことができました。
スパンカを使う時、微速前進をかけながら操船する時に威力を発揮しそうです。
浮標
02/6/22
エクセルさんのHPで、ブイを作っているのを見せてもらって、作成しました。
エクセルさんのように、精密加工する機械がありませんが、ペットボトル、釣糸巻き、チューブ等の廃物利用です。 たぶん機能するでしょう。
バッテリー
02/8/17
電動リール2台とマスト灯の電源を1つのバッテリーからとっています。
その為の工夫・改良をしました。
@ダイワエナジーパック12000wpのカバーを開け、バッテリー端子から直接分岐線をカバー 外へ引き出しました。
A途中にヒューズと防水スイッチを入れています。
B接続器具を鰐口クリップから通常の家庭で使う差し込みコンセントに交換しました。+−を間違えないように+側を赤く着色しました。また、小さな防水型のコンセントがないためコンセント内部をシリコンで充填しました。
Cヒュウズとコンセントは、タッパーの防水ケースに収納しました。
Dついでに、本体のバッテリー端子にもヒューズとスイッチをつけ、完全に水没してもバッテリー本体はショートしないようにしました。
表さし舵
02/10/26
表さし舵を作ってみました。
先週、奈良のyoneda3と会った時に良いとのお話でしたので作ってみました。
移動の時は、操縦席からロープを引いて上に引き上げます。ロープをゆるめると舵が下がるように考えてみました。 
スパンカと組み合わせた効果は絶大で、風上に船首がぴたりと固定されます。
釣果の航跡2002年11月10日欄をご覧下さい。
マスト灯の改造
03/1/19
中間検査を受けたときに 航海灯と全周灯はパラレルに点灯する必要があり、その為にはスイッチが別々でなければならないと指導を受けたので 早速、改造しました。
・・・配線は2系統になっており、停泊時は 管ヒューズのネジをゆるめ航海灯を消灯できると説明して検査はOKであったが、スイッチをつけた方が便利ですよ・・・・と指導を受けたものです

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