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13.5.26   久しぶりの台車のメンテナンス
先日来、台車の錆が目立ってきて気になっていたのですが、休みが少ないのでついつい釣りを優先していました。 が、昨日の釣行で右のガイドパイプが折れ罹っているのに気づき、やむなくメンテナンスをしました。 前回のメンテは11.9.7で1年9ヶ月間なにもしていなかった事になります。 荷重のかかる先端部と車軸付近に浮きが出るほど錆が来ていて、これをハンマーでたたき落とし、鐵用のサンダーで研磨しました。 その後、前回使い残しの錆止め用の下塗りペイントでタッチアップしました。 折れかかっていたガイドパイプは切断し、中に単管を延長するアタッチメントを差し込み、ちょうど釣りに出ていたフルムーン船長にお願いして溶接してもらい、こちらもさび止め塗料をタッチアップしてメンテ終了です。 作業時間にして約4時間でした。 
 12.3.31  週末は春嵐続きで・・・・
今年の初めに再就職。 やっと窮々自適の生活から抜け出して、ゆったりした気分で釣りに行けるかと思っていたら、アニハカランヤ・・・・
1月は、去年9ヶ月間も遊びほうけていたので、土日も出勤して再充電で大忙し。これはやむなしでしたが、急に働きだした疲れが出たのか、2月になって1週間ほど緊急入院。
その後、友達が船を購入したので、整備やら何やらいろいろお手伝いで2週間が過ぎ、2月末からは、長男のお古の車に乗り替えたので、牽引装置の制作や整備やらが続き、やっと先々週から釣りに行けそうな時間ができたと思ったら、春嵐続きで・・・・
右の写真は新しい牽引装置です。 ほぼアンダーカウルに隠れていますが、両サイドでシャーシに止めています。 脱着方式ですので、外すと車体長の中に収まります。今井さんに頂いていた軽四用の牽引装置や、大谷さんに頂いた横バー、落とし込みの部分は古いものから切り取ったものを溶接してます。材料費0円ですが、なかなか良くできていると自負してます。ただ、バックモニターカメラを付けないと後の感覚が解りません。 接続部品が手に入らなく、配線図を入手して、直づけする作業が残ったままですが。


 
 11.10.1  ビルジ対策完了
8月に始まったビルジ水問題がやっと完了しました。 丸々2ヶ月もかかったのは、日頃から放って置いたからいろいろな箇所から少しずつ漏れていたからでした。
 ①ドレーンコックの腐蝕による漏水→ドレーンコックの交換
 ②後部デッキの点検口のパっきんの老化による漏水→パッキン交換
 ③後部デッキパネルのすり減り部分からの漏水→デッキの塗装
 ④ガンネル下部からの浸水→コーキング
 ⑤デッキ排水孔のパイプの腐蝕による漏水→パイプ内部をシーリング
 ⑥生け簀の漏水→内部のコーキングと塗装、給排水口の再整備、及びピッチング時の水はねによるデッキへ の漏水対策として生け簀内に水返し板を設置
 ⑦船底のひび割れによる浸水→ひび割れ箇所を削り取り、FRPを4層積みで修復。
これらの作業の結果、ビルジは無くなり、見事に船内はドライになったことを10/2の釣行で確認しました。
ビルジの原因調査と対策の経緯表にして、原因を考えましたが、一番困ったのは船底からの漏水箇所でした。 デッキ下の船内の構造がどうなっているか解らず、某ボートショップのHPからカタログを見つけましたが、排水経路が解らず、ショップに問い合わせたところ、YAMAHAの相談センターを紹介されましたが何回電話しても話中でつながらずダメでした(販売とメンテは別会社任せにするなら、構造等設計図の保存ぐらいは責任持ってやってほしい物だと思いました。 また、相談センターを名乗るなら、確実につながる電話回線ぐらい確保すべきでしょう。YAMAHAさん無責任でっせ)
 11.9.7  台車のメンテナンス
平成20年初めに今の船に乗り換えた時、新調した台車ですが、2回ほど全面錆び止めをしました。 が、台車の首の部分の上面ペンキがすぐ点々とはがれます。 どうやら角パイプの内部から痩せてきて上に乗ると曲がっているようです。 毎回これを繰り返しますので少し強度的に補強をしてやる必要があるなと思っていました。 また、私の台車は意図的にノーズ部分を長く作ってありますので余計にやや強度不足になっていたのかもしれません。 で、7日にビルジの対策に行ったら、鳳丸さんが溶接作業をしていました。 ついでに溶接をしてあげると云われて、急遽75ミリ幅のチャンネルを調達。 これをノーズの角パイプの下側に溶接してもらうことにしました。 が、亜鉛メッキをしてあったのと溶接機の能力不足でうまく溶接ができませんでした。 で、明くる8日に近くの鉄工所に持ち込んで、全周溶接をしてもらうとともに、前日の作業で空いた穴埋めをしてもらいました。 その後、ノーズだけさび止めの下塗りをして終わりにするつもりでしたが、ペイントが余ったので台車すべてにさび止め塗装をしました。 せっかく、きれいに下塗りをしたのだからと9日に上塗り作業をして、思いつきで始めた補強作業も3日間にわたる長い作業となってしまいましたが、満足行く仕上がりとなりました。 これでまた、3年ほどは安心して使えるでしょうか。
 11.8.17  またまた、ビルジ水のメンテナンス
昨日、少し波がある中での大鯵釣りや高速走行をしたところ、帰港して多量のビルジ水が船内から出ました。 8/1に排水栓のビルジ対策を施したので終わりかと思っていたら他にも有りそうです。 で、燃料室の大型タンクを下ろし、トランサム周りを点検したところ、デッキの点検口の蓋から水が漏れているのを発見、止水用のリングパッキンが老化しているようです。 エンジンが強力になって、バックギャに入れるとトランサムに開けられたデッキ排水口から水が逆流し、入ってきますので、これがビルジが増えている原因の一つに間違い有りません。 その他は漏れている様子も有りませんが、ボルト周りや古いボルト穴を念のためにコーキング。 終わってから目視できない船体中央部からのビルジ点検のため港に浮かべてみました。 昼食休憩を挟み2時間弱して引き上げるとコップに半分ほどビルジがあるような気がします。 船体中央部からのビルジ確認はどうしてよいか解らないので、例によって、大谷マリンさんに相談に行きました。 可能性は生け簀の水が漏れている可能性があるので生け簀に水を張って、漏れている箇所を点検することと教えられました。 生け簀の壁はFRPがそんなに厚くなく、たまに小さな穴が空くことがあるそうです。特にデッキの角付近はどうしても漏水が有るとのことです。 エンジンが力強くなって、ついつい高速走行しますが、このとき生け簀縁まで水が盛り上がっていることを話すと生け簀のデッキ付近は水漏れすることが多く、そんなことをしていてはデッキの板が腐ってしまうと注意を受けました。 高速走行時に水があふれないようにする対策も数案伝授を受けました。
で、生け簀の止水栓を頂き、生け簀に水を張って穴の位置を確認し、樹脂で止水対策を施すことにしました。 これで止まらなければお手上げだそうです。 どんな船でも垢汲みは多かれ少なかれあるので量が安定していれば定期的にビルジポンプを動かして垢汲みをすればよいと教えられました。 いつものことですが丁寧に教えてもらい、どうして良いか解らず落ち込んでいたものが、目から鱗が落ち、気持ちも前向きにメンテンスに取り組むことができるようになりました。 大谷さんどうも有り難うございました。
 11.8.6  膨張式ライフジャケットの整備報告書
修理に出していたベスト型の膨張式ライフジャケットが整備されて帰ってきました。 整備後の気室の膨張テスト結果も異常なしとあり、問題箇所の点検整備だけでなく、3年間使っていたので穴が空いていないか、あるいは、きちんと膨張するのか等気にかかっていた事項が点検されていて嬉しかったです。 また、買ってから一度も交換していなかったカートリッジも無料で交換されていました。 これでまた、しばらく安心して使えます。 高階救命器具(株)さん有り難うございました。 
 
 11.8.2  膨張型ライフジャケットのリコール修理
先般、船のエンジン換装に絡む臨時検査で日本小型船舶検査機構に行ったときにワイズギャと高階製作所製の膨張型ライフジャケットのリコール修理のポスターが有りました。 KAZUMI号さんが使っておられるポシェット型が対象になっていたので情報を教えてあげるとやはり対象になっていたとのことでした。 私のベスト型ものは製造番号が対象外ですが、同型のものがリコールされているので、念のため、購入店を通じて問い合わせたところ、修理してくれることになりました。皆さんも一度確認あれ。


11.7.15   6馬力の補機が復活しました
大谷マリンにドック入りしていた補機ですが、エンジンの冷却水通路と排気ガス室の隔壁に穴が空き、冷却水がシリーダ内に流れ込んで発火不良を起こしていたことが解りました。 専門家としてはシリンダーブロックを交換する方法が有りますが高額になるので買い換えをおすすめします=穴を詰める修理は不可能=と診断されました。
で、いちじは2馬力に載せ替えることを考えましたが、思い直して、メタルパテとボルトで穴を充填修理してみました。 結果はうまくいった様で快調にエンジンは動いています。 耐久性は解りませんが主エンジンは新品を購入して信頼できるので、補機は修理した物を使ってみようと再度撤去していたアクセルワイヤーやリモコンレバーを取り付けました。
(2017.10.14追記)
耐久性は期待できないとのことでしたが、11.7に主機を4サイクルに換装したことに伴い、燃料の統一を図るため11.12に補機も4サイクルエンジンに換装しました。 此の後、6馬力の補機は友人艇に乗せられ最近まで実働していました。 17年になって、友人艇が4サイクルに乗せ換えられたのでこのエンジンは整備され、今は沖縄方面にお嫁に行ったということです。 修理後6年たっても動いているということはこの修理方法は正しかったということでしょう。
 
 11.7.6  2馬力でも17feetは動きますが・・・・
2日に2馬力のエンジンでどれくらい動くかテストに行きました。 結果は2馬力でも良く動くことが解りましたので、大鯵釣りに行こうとしましたが主エンジンが不調で中止。で、 大谷さんに頼んでみてもらいましたが燃料系にも電気系にも不具合は見あたらず、エンジンをばらして点検整備する必要が確認されました。 この経費が馬鹿にならず熟慮の上、4サイクル60馬力エンジンに載せ替えすることにしました。 補機はバーハンドルの4サイクル2馬力です。 これで少し釣りのスタイルが変わりますが・・・・。 新しいエンジンに載せ替えるまでしばらく休みです、 
 11.7.1  お節介
白影さんが生け簀の水が全速走行するとあふれるとHPに書き込みされていました。私も一時それで悩んだことが有ったので、昨日補機をドック入りさせるために船のところに行った時に私がしている対策の写真を撮ってきて、送ってあげました。
方法は、流入側の穴を小さくするため、止水栓に穴をあけ、これを常時絞めておくことです。 
 
11.6.30   6馬力の補機をドックに入れました。 2馬力で17feetが動くでしょうか?
好不調の波がある補機ですが、昨日またトラブル。 海上では快調だったのですが上架後の塩抜き運転時にどうしてもエンジンがかかりません。 燃料系はキャブの清掃、燃料ポンプのダイヤフラムの交換、プライマリーポンプと燃料タンクのチェックと考えられることはすべてやりました。 機械系は、圧縮比のチェックもしました。 不具合の状況からどうも電気系のような気がします。 が、プラグの交換、発火の確認、キルスイッチのチェックはしています。 後は発火をコントロールするCGIコイル関係ですが、これは私では如何とも手の出しようがないので大谷マリーンさんにドック入りしました。 大谷さんよろしくお願いします。
NobⅠ号に乗っているときは8馬力のエンジン1基だけで平気でしたが、NobⅡから補機を付け、これに慣れると補機が無いと怖くて船出できません。 しかし、修理できるまで釣りに行けないのはつらいことです。 手元にあるエンジンは2馬力だけですが、2馬力で17feetの船が動くでしょうか。 スピードが出なくても動けば、補機としてなら、港の前ぐらいの釣りはこれでお茶を濁せるでしょうかね~、無いよりましなので試してみますか・・・・ 
 11.6.13~14  補機、エンジンの修理その後
起動時の不具合を無くするには、空気量の調整をするネジ、回転数を調整するネジの他にアクセルワイヤーの遊びを調整するネジの3カ所が関係しているようです。 他に低速時の滑らかな回転と吹き上がりの確保が必要ですが、これらは前述の2つのネジ調整を12日の整備で完了していると考え、補機の船への取り付け時に関連するアクセルワイヤーの遊び調整を行ってみました。 で、それなりに起動性、低速回転、吹き上がりを確保できたと見て、13日の昼から試し釣りに港前で鱚釣りを2時間ほど行い、補機の復活を確認しました。
で、14日友人を誘って釣りに出ようとして、念のために港で補機を掛けようとしましたがかかりません。 どうもプライマリーポンプの様子がおかしい気がします。 固くならずに何時までもフワフワ感があります。 仕方なくまたまた大谷マリーンさんに電話して、タンクとプライマリーポンプをお借りする段取りをしました。 念のためにに持っていったプライマリーポンプをさわったご主人が、少し空気が入っている感じがするけれどそんなにおかしく無いように思うと云いながら、確認のためにエンジン側のプラグを外し、タンク側は接続したまま、握ると燃料が勢いよく出ます。 これが異常の無い証との説明を受け、先日無くした吸気口の部品を受け取って船のところに戻ります。
で、まず吸気口の部品を取り付け、正常なキャブレターの状態に戻します。
序で、プラグを抜いて、フライホイルを回転させ、発火確認をして、キルスイッチが正常であることを確認しました。 序でお借りしてきたタンクとプライマリーポンプを取り付け、起動しますとアクセルを開き、チョークを引いた状態で起動しました。 序で、私のプライマリーポンプに交換して、プライマリーが正常か否かの確認をしました。 最後に、私のプライマリーポンプと私の燃料タンクを使って起動し、タンクの正常を確認。 すべてOKでした。 いったい何が原因で起動不良を起こしていたのでしょうか? 考えられることはプライマリーポンプにゴミが引っかかっていたのが、一連の作業中にとれたとしか思えません。 良く解らないまま友人を誘っていたので釣りに出ましたが、釣りが終わるまで特に異常は起こりませんでした。 以前のようにアクセルやチョークを操作せずに起動させることはできませんが、これらを操作すれば何とか起動させられます。 これで満足すべきなのでしょうか。 何回か釣りにでて、確実に起動できれば、エンジンへの信頼も回復するのでしょう。 今はまだ少し疑心暗鬼の状態ですが、これ以上素人がエンジンを触るのは壊すだけなので修理は終わりとしました。    
 11.6.12  エンジンの修理
一連の修理の状況を確認するため出港しました。 まず、主機の状況を見るために、鯵を探しに走りますが釣れていないようです。 しかし、主機の調子は良いようです。 ついで、補機の様子を見るために港前で鱚釣りをします。 回転のバラツキは無くなっていますが、最高回転まで吹き上がっていないような気がします。 スロー回転を調整して釣り始めますが、どうも吹き上がりが悪く、気に入りません。 アクセルを開いても吹き上がらない状態が2度続いたので、鱚も4匹ほど釣れ、夕食の一品が確保できたこともあり、港に帰ってキャブの分解整備をすることにしました。 上架して修理するのが面倒なので海上で分解を始めますが、早々に部品を1個落としてしまいます。 が、めげずにキャブを外し、大谷マリーンさんに持ち込んで分解整備。 このときにご主人の指摘は、キャブだけでなく、燃料タンクの錆びや混合比なども適正かどうかチェックすることでした。 港に帰って組み立てる頃には雨が降り出し、 急いで組み立てますが、なんと今度は全く発火しなくなってしまいました。 こうなるともう私では如何ともし難いので、エンジンを外し、大谷マリーンのご主人に頼んで見てもらうことにしました。 船を片づけ、燃料タンクを外す頃にはずぶぬれです。 で、店に持ち込込んだのが15時。、電気系統のチェック、圧縮比チェックをしてもらいますが異常ありません。 しかし、プラグは見たこともないような茶色の滓がたくさん詰まっているのが見つかりました。 たぶんこれだと云うことでプラグを掃除したり、焼いたりしますが全く発火しません。 そのうち、キャブから燃料が漏れているのを発見、もう一度分解しますと、フロートの指示棒が所定の位置に填っていなくて、フロートが機能していないのを見つけました。 これを正しく組み直し、念のためプラグも新品に交換して、アクセルを開き気味にして掛けると復活しました。 起動時のアクセル開度の問題も含め、原因がありすぎましたので、復活した時間はなんと17時を過ぎていました。 港に帰って修理を始めてから7時間の悪戦苦闘でした。 序で、燃料タンクをチェックしてもらいましたがこちらは異常ありませんが、念のため、オイルの混合比がいい加減なので新しい燃料に入れ替えました。
帰宅して、もう一度エンジンを掛けるとご機嫌は直っていました。 とりあえず、修理を始めたスタート地点まで戻りましたが、吹き上がらなかった原因が不明ですので、完全に直ったかどうか解らず、手放しで喜べない状況です。 で、まだ修理は続きます。 
 11.6.10  主機の冷却装置の修理
インペラを交換することにしましたが、型番が判然としません。 私のエンジンは94年製と古く、添付してあるシールもすり切れて型番が読めません。 製造番号から判断したいのですが折悪しくその番号付近で型式の変更があったようで絞り込めないようです。 で、大谷マリーンさんのご好意で可能性のある型式を2種類取り寄せて頂き、分解した現物に照らして合致する製品を購入させてもらうことになりました。 例によって、大谷マリーンさんのご主人に入念な事前レクと資料を頂き、整備に着手。 ところがまず最初に行うべきと教えられたバックギャの連結リンクが見つかりません。 電話で聞くとどうやら新しい型式になっていて、連結リンクの無いタイプのようです。 のっけから不安が走りますが乗り出した船です。 見えている4本のビスとトリムタブの裏に隠れているビスを緩めてロワーケーシングを外します。 心配していたボルト等の固着も何とかクリアできました。 ウオーターポンプのハウジングを確認したところで、心強い応援が到着。 かってご自身のインペラを交換した経験があり、一人作業では無理と見たKAZUMI号さんが駆けつけてくれたのです。 で、彼に手伝ってもらって、ポンプのハウジングケースの4本ビスを緩め、組み込まれている部品類の位置と形状に留意しながら、インサートカートリッジまで取り除くとインペラが見えました。 キーの位置と形状を確認しつつ、インペラを外して問題の型番を新旧の部品を比較すると6H3であることが解りました。 で、インペラキーの溝の位置に注意しながら、ウオーターポンプの組み立てまでは簡単にことが進みました。 が、ロワーケースの組み立ての段階で、ドライブシャフトがうまく収まりません。 数回目の電話を大谷マリーンさんにして、やり方を教わり、KAZUMI号さんにフライホイールを回転させてもらいながら、収まる位置を探ると以外と簡単にかちゃんという気持ちのいい音がして、ぴったり収まりました。 後は絞めすぎないように注意してボルトを締めて完成。 試験的にエンジンを掛けて見ると前よりは気持ちよく水が出ます。 バックも前進ギヤもスムーズ入ります。 どうやらインペラの交換は無事に終わったようです。 後かたづけをしていると仕事で大谷マリーンさんが立ち寄られたので、外したインペラはそんなにひどく損傷していないこと(写真)や昨日の支障時の状況を話ししていると、電磁弁が開いたままになっている可能製があるとのことで、急遽、電磁弁のカバーを外し見てもらいましたが異常はありませんでした。 後は水の通るエンジン側の穴を針金で掃除するようアドバイスを受けてとりあえず整備終了。 大谷マリーンさん、KAZUMI号さんお世話になりました。 交換作業は案ずるより産むが易しでしたし、エンジンの型番が40VEO-L(’94)と確定したのも収穫でした。 インペラの投資額1575円。 これで直ってくれたらうれしいのですがね~
 
 11.6.9  補機の燃料ポンプのダイヤフラム修理
先般からたびたびメンテナンスしている補機ですが、今日も海上でご機嫌斜めです。 起動が悪く、回転にムラがあります。 高回転域での息尽きは前のままで息絶え絶えです。だんだん症状が悪くなっていました。 折しも今日の釣りでは主機の冷却システムや低速回転域での動きがおかしいので、これでは釣りにならないので大谷マリーンさんに相談したところ、主機はインペラ、補機は燃料ポンプのダイヤフラムが傷んでいる可能性があると教えられました。
どちらも消耗品で定期的に交換すべき部品だそうですが、一度も交換していませんでした。 ダイヤフラムは在庫があるとのことなので、帰りに購入、修理の仕方を教えてもらい、家で分解整備することにしました。 写真のピンク色の箇所ですが、コンパクトにまとめられたエンジンでは上にある部品から順次はずして行かないといけません。 教えられたとおり、外してみますと、指摘されたとおり、ダイアフラムに皺がよっています。細かい部品が数多くありますし、注意点も2~3聞いていますので、注意したつもりですがいろいろ悪戦苦闘。 自身で納得する状態に戻すのに5回程ばらしては組み立てを繰り返していました。 10日にエンジンを掛けて残る調整をしましたが、廃気音が心持ち軽くなったような気がします。 海上にでて試走しないと最終結果はわかりませんが、エンジンは良好にかかるようになりましたので、壊さずに組み立てはできたようです。
ダイアフラム2枚で1775円の投資。 これで直ったら嬉しいのですが・・・
 
 11.6.1  ラジオの更新
海上にでてからの情報収集に携帯ラジオをつけていましたが、受信状況が芳しくありませんでした。 で、思いついて、カーラジオのリサイクル。 自動車屋の友達に頼んで、廃車からラジオをはずしてもらってきました。 運転席の前に付けようとしましたが、なぜかその場所は雨漏りがしています。 考えられる雨漏り箇所にコーキングを施してから、写真のような具合に取り付けました。ラジオの上は物入れBOXです。 アンテナは船内に設置しました。 時計や選局情報の記憶のために常にB電源に微弱電流を流す必要があり、バッテリーあがりが心配なのでソーラーパネルに接続してある補助バッテリーを電源としました。 明瞭な音声と一発選局できるのが魅力です。
 
 11.5.25  補助エンジンのキャブの清掃
6馬力の補助エンジンが、最高回転時に息尽きをします。  プラグの交換やギャオイルの交換をしましたが戻りません。 キャブレターの分解清掃が一番必要だったのでしょうが、古いエンジンでキャブのボルトをはずすのにスパナが入らない状態で他の部品まで分解しなければいけないようです。 で、例によって大谷マリーンさんに教えてもらい、分解。 見たところ、キャブはきれいなようですが、キャブクリーナを吹きつけ、エアジェットで念入りに清掃した上で組み付けました。 明くる日に試験走行しましたが、以前の状況は大幅に改善されています。 ただ、全回転域にわたって、少し回転ムラがあるように感じますが、使用に差し支えないのでとりあえずこのままで使うことにしました。 
 11/05/17  椅子の交換
運転席の椅子がガタついてきていましたので、家庭用デスク椅子に付け替えました。
椅子台になっていた物入れをはずし、あり合わせの木片をスぺーサーにして取り付けたところ、ぴったりでした。 回転機能はもちろん、高さ調整機能やパネクッションもついていて申し分ありません。 ただ、足下の空間が狭いので、脚の長さが不揃いになり見場が悪いのが欠点ですが・・・・
 
 11.5.11  ワイパーの修理
左の新しい方のワイパーが動かなくなってしまいました。 で、分解してみるとシャフトを支える外側のパイプが根本部分で駆動部を収納している本体の外核からはずれています。 よく見ると外郭は1mm厚ぐらいの鋼板ですがこれにネジを切ってシャフトを通すパイプと接続する構造になっています。 これに気づくまでに本体をすべて分解したものだから、何か細かい部品がはずれてしまいました。 どこについていたものか解りませんが、適当に組み付け、シャフトパイプを固くネジ止めして、再組み立てしたところ復活しました。 作業中は大雨が降っていましたので、組み付け後に小さな部品が余っていましたがとりあえず完了としました。 後日の釣行時に新たな部品が船内から見つかりました。 動作も右のワイパーよりも遅いので17日に再度、分解したところ、余った部品は動作環境に影響するところのものでなく、ゴムパッキンのネジ止め穴のスリーブと判明。 これを取り付けて、メデタシメデタシとなりました。
 
 11.4.10  船体、エンジン、台車の洗浄キットの制作
3月末にリストラされて失業中の身では1回につき約5000円の釣行経費も節約しなければなりません。 一番の方法は釣りに行かないことですが、これはあまりにも寂しいので、闇雲に行かずに潮を読んで良いときだけ行くことにするとして、1回当たりの経費をいろいろ分析したところ、釣り具、ガソリンは必要不可欠な経費。 昼食は自作弁当へと以前から換えており節約不能。 餌は疑似餌釣に移行しているので以前からそんなにいりません。 高速道路料金もできるだけ使わないとして既に節約中。 残るは、港利用料のうち、スロープ利用料500円は必要不可欠としても水道使用量1000円を節約できると目算を付けました。 で、3月初めに家庭用高圧洗浄機を使えば水の使用量が携行缶2~3本でいけることを発見。 問題は電源。 高圧洗浄機はモーターを使っており、起動電力が定格電力の4~10倍となり、乗用車のバッテリーにつなぐ変圧器の規格値を越えてしまう懸念があるのです。 で、高圧洗浄機のメーカーに起動電力を問い合わせしようと所在地をみたところ東北地方でした。 おりからの地震騒動で連絡が付きません。 で、思いついたのが、高圧で無くてもよいのではないかということ。
風呂の水汲みのポンプ(12ボルトで動く)ならどうかと云うことです。 実験したところ台車と船の洗浄だけなら作業時間から考えて60~80リッターの水でOKです。 後はエンジンの塩抜きに使う水洗キットにつないで使えるかを確認したところ、以外と漏水が多いことが判明したので、水受け容器にて水を回収し循環させることで問題解消を図るとして、水受け容器に使える素材を探したところ、大きな布バケツの内側に工業用のナイロン製ゴミ袋を付けてすべての問題を解消できる見通しがつきました。 新たな投資は布バケツとゴミ袋の購入費2000円だけと安価です。 使用水量はポリ缶3本のみで、家から車に積んでいきます。 これで釣用具、餌の直接経費をのぞけばガソリン代とスロープ使用料だけですみ、約2割の節約ができました。

ポンプ(車のシガーライターから電源をとります)


洗浄用ホースとノズル


水の携行缶


水受け容器の布バケツ 
11.2.7   船外機のキャブレターの整備③
昨日の釣行時に突然スロー回転が効かなくなって、エンジンストップしてしまいました。
約1年前にキャブレターを分解しましたが、2気筒目だけ外し方が複雑でしたのでそのままになっていましたので、これが原因かと考えました。 3ヶ月前にも同様のことがあり、このときはキャブクリーナーの吹きつけだけで復活しましたが、短期間で元の木阿弥になりましたので、今回は思い切って分解整備することにして、例によって大谷マリーンさんにキャブを持ち込み、注意点を教えてもらったり、コンプレッサーを借りたりして分解清掃しました。 この日は組付けまで進めましたが時間がなくなったので明くる朝に、回転調整をして完全復活しました。 
 10/11/1  船外機のキャブレターの整備②
先週末から主機のアイドリングが利かなくなり、すぐに機関停止します。
10/31のお昼から整備するつもりだったのですが雨が予想以上に早く降ってきたのでそのまま帰りましたが、結果的にこれが正解。 
今日、雨が弱くなった昼過ぎから再度出かけましたが、道中、時間があったので大谷マリーンさんに寄り、状況を説明し、アドバイスを受けました。 
当初はキャブを分解するつもりだったので、スロージェットの位置等構造面のアドバイスを受けていましたが、①スパークプラグの点検、②低速時の燃料と空気の量(比率)を調整するパイロットスクリュウ(スプリングの入ったマイナスネジです。 私の場合3気筒ですから3個あります)を外して、その穴にキャブクリーナを吹き込んで5分程度待ってから、パイロットスクリュウを1.5回程度の開度で閉める。 小さいゴミや油の固結したものならこれで直る、③それでもだめなら分解整備すると教えられました。 
で、必要なキャブクリーナとスパークプラグを購入し、港に向かいました。 教えてもらったとおり、プラグを交換(見た目は大丈夫なようですが、新品と比べると電極が減っていましたので発火力が弱くなっていたのかもしれません。)し、パイロットスクリュウを外しました。このとき、一番上のネジがやや固結した感じで固く感じましたが、何とか外し、ヤマハのキャブクリーナを穴の奥に吹き付けました。 5分ほど置いて、パソコンのエアジェットを吹き付けてからパイロットスクリュウを元の状態に締めてエンジンをかけると完全に復活しました。 固結感のあった一番上のネジも完全に戻っていました。 
大谷さんに立ち寄ってアドバイスしてもらったおかげで、分解整備しないで済みました。大谷さん有り難う。

左がヤマハのキャブクリーナの新商品。
右がエアジェット 
 10/9/6  船検
8月末に蛸釣りにでたときに臨検され、後1ヶ月で期限切れになることを知らされておお慌てて゛検査の手続きをし、早速、今日検査を受けました。 今年は地車祭の手伝いを仰せつかり、その準備で忙殺されて、船の方の準備をしてませんでしたが、大丈夫だろうとタカをくくっていました。 で、10時半からの検査ですが、船を港に曳きだして、エンジンのかかり具合を点検、次、保安用品等を点検した後、ライトのスイッチをいれたところ全周灯がつきません。球切れでも無く、スイッチが錆びているか、断線したかどちらかのようです。 時間は後15分。 汗だくで船内裏に有る電源パネルを開けると、即、ケーブルを接続している圧迫結束具から線が抜け落ちているのを発見。 ネジを緩めて修理しようとしたときに今度はネジを落として修理不能に。仕方なくネジ穴に直接線を差し込んで何とか点灯するようにしたところで、検査官が到着。 仕方がないのでありのまま報告したところ、点灯を確認した上で、原因が解れば良いですよとの有り難いお言葉。 で、何とか検査を通りましたが大汗をかいて、もう、疲れてきってぐったり。 釣りに行く気が起こらず帰りました。 
 10.3.26~27  エンジンメンテナンス
40馬力のエンジンの3気筒の中の1つが低速で息吐きをします。 エンジンが止まることはありませんが、キュッと音がしますので、プラグの交換とキャブ調整をすることにしました。 大谷マリーンさんにキャブレタークリーナーの使い方と低速時の空気調整バルブの調整の仕方を教わり、強風の中悪戦苦闘してやっと低速時のキュッがなくなりましたが、今度は中速部にて音が出ます。 帰りにもう一度大谷マリーンさんに寄って、今度はバルブの調整の仕方を教えてもらいます。 教えてもらったとおり3気筒目のバルブが開いており、これを調整後、27日は天気が良いので海上で空気バルブの調整を繰り返しますがうまくいきません。 ちょうど港に帰ってきた時に鳳丸のキャプテンが出港しようとしているので調整してもらおうとしましたが、3気筒目のキャブを分解して圧縮空気を吹き付け、掃除するしかないと一言のみ。 で、海上でキャブを分解して、近くのガソリンスタンドへ行って圧搾空気でノズル等を掃除。何とか壊さずに組み立て完了。 空気ノズルも基本の1.5回開きで完全復活です。 やはり、先般の手動油圧式操舵装置の換装工事をしたときのエンジンマウントの切削屑が詰まっていたように思います。 後の試走を兼ねた航走では今までよりもエンジンが良く回ります。 音も心持ち静かになった気がします。 しかし、構造も解らずに、良く思い切って分解した物だと我ながらあきれています。
 10.02.21  手動油圧操舵装置に換装しました。
ハンドルが重くてかないません。 固結の心配もありますので、清水の舞台から飛び降りたつもりで大枚をはたきました。
古いエンジンとのマッチング等換装工事が大変でした。
 
09.09.12 夏が終わりのこの時期にオーニング作りとはこれ如何?とお笑いの方がおられるかも知れませんが思い立ってオーニングを作ってみることにしました。。
竿釣りの邪魔になるので、酷暑の時だけビーチパラソルでお茶を濁していましたが、いろいろ不便もあるし、かといって、無しでは暑いので小さめのオーニングを作ることにしました。 あわせて、ハードトップの屋根も低くて頭があたるので加工することにしました。 今日は関空の近くにあるホームセンターで材料を購入、そこの作業場(工作場)を借りて半日籠もっていました。 ここは、無料で使わせてもらえるし、屋内ですから雨もあたらず、道具や大型扇風機等の工作環境も申し分有りません。 また、材料が不足したらすぐ購入できるので非常に便利です。
13日の日曜日に写真のようにセットし、試し釣りをしましたが、小さい目に作った意図が奏功して釣り竿の操作に支障なく大成功でした。 


 
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